11月20日時点で、中国の2017年の年間映間興行収入が500億元に達した。これで中国の年間映画興行収入が初めて500億元を突破した。中国の国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局のデータによると、映画興行収入のうち、中国制作の映画による貢献は262億元で、全体の52.4%となった。
中国は世界第二の規模を誇る映画市場である。そのスクリーン総数は昨年に米国を上回り、世界第一となった。中国映画市場の年間興行収入はこの二年間で400億元から500億元の大台に乗った。中国の映画興行収入が100億元台に乗ったのは2010年だった。
500億元の興行収入のうち、1億元を超えた映画は78本で、うち中国制作の映画は39本。注目に値するのは、中国のヒーロー的存在の人物が海外のテロリズム撲滅や救援活動での活躍ぶりを内容とする、中国映画大作の『戦争オオカミ2』の興行収入は、他を絶する優れた成績を上げたことである。『戦争オオカミ2』の興行収入は56億元を超え、興行成績第二のハリウッドの大作『スピードと情熱8』の30億元を大きく上回った。