中国宇宙ビジネスの商業化が加速 2020年までに多様な打ち上げサービスを提供へ

中国宇宙ビジネスの商業化が加速 2020年までに多様な打ち上げサービスを提供へ。 11月21日、中国は太原衛星発射センターで新型キャリア・ロケット「長征6号」の打ち上げに成功した…

タグ:中国宇宙ビジネス

発信時間:2017-11-23 17:08:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 11月21日、中国は太原衛星発射センターで新型キャリア・ロケット「長征6号」の打ち上げに成功した。「長征6号」が商業衛星を搭載しての打ち上げは今回が初めてだ。中国航天科技集団は先ごろ、「宇宙輸送システム開発ロードマップ(2017―2045)」を発表し、中国の宇宙開発事業の商業化に向け青写真を示した。


 中国航天科技集団はこれまでに長征ロケットを利用して国内外の利用者向けに累計60回の商業打ち上げを実施。うち人工衛星を搭載しての打ち上げは14回で、その高い品質に国際宇宙ビジネス市場でも厚い信頼が寄せられている。


 計画によると、2020年をメドに長征シリーズの主要なキャリア・ロケットは世界先端水準を、低コスト中型キャリア・ロケット「長征8号」は初飛行を目指す。現役のロケットはスマート化改造を実施し、商業固体燃料・液体燃料ロケットは中国版スペースシャトル「太空順風車、太空班車、VIP専用車」などの商業打ち上げサービスを提供する予定。2025年頃に再使用型の準軌道宇宙輸送機の開発に成功すれば、準軌道宇宙旅行は現実のものとなる。

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