著名画家の斉白石氏の作品『山水十二条屏』が17日晩、オークションに出品され、9億3150万元で落札された。中国の芸術品としては最高額となる。落札者は中国人コレクターだという。
『山水十二条屏』は斉白石氏が1925年に制作したもので、12枚の作品はいずれも縦180センチ、横47センチ。
資料によると、『山水十二条屏』は1954年4月に斉白石絵画展で初公開され、1958年1月1日から1月20日にかけて斉白石遺作展で全て公開された。12枚目の『板塘荷香》二「子林仁兄」と記されていることから、『山水十二条屏』は斉白石氏が医師の陳子林氏のために制作したものとわかる。