中国のAI産業、佳境を迎える

中国のAI産業、佳境を迎える。フランスのル・モンド紙はこのほど、人工知能(AI)の「シリコンバレー」は中国に根を下ろし、中国は新技術採用の速度が非常に速いため同分野のリーダーになる機会を得ると論じた…

タグ:中国 AI産業

発信時間:2018-05-05 10:27:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


経済にエネルギー注入

 

 ある専門家は、産業革命と情報革命が合わさる現代において、この2つの革命はAI分野で交わっているとの見解を示す。

 

 中国人工知能学会会長・中国工程院院士の李徳毅氏は、「AIは全ての産業、全ての人の生活に深く影響している」と話す。李徳毅氏によると、向こう3年、中国は「系統的配置、重点突破、協同革新、秩序的な開放」という原則にならい、製造、農業、物流、金融、ビジネス、インテリアの6大重点産業で革新を遂げるとみられる。

 

 統計によると、2007年から2016年に発表された世界のAI分野の論文のうち、中国は約20%を占める。発明特許取得件数は世界2位。過去2年の中国の新規AI企業数はそれまでの10年の企業総数を上回り、リーディングカンパニーが急速に成長している。

 

 工業情報化部の辛国斌副部長は、「経済デジタル化のモデル転換・発展は世界の次ラウンドの科学技術・産業革命の最も典型的なシンボルである。中でも、AIなどの先進技術の飛躍は重要である。デジタル経済はグローバル経済の包括的な成長と持続可能な発展の新たな牽引力になりつつある。デジタル経済の発展は世界の共通認識になっている。中国は世界デジタル経済の急発展の大きなチャンスを手にし、大きな市場・ネットワーク・製造という優位性を十分に発揮し、中国製造業のデジタル化、ネットワーク化、インテリジェント化を加速し、産業融合と応用・イノベーションを促進し、製造大国から製造強国への歴史的転換を早急に実現する必要がある」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月5日



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