9月28日に開かれた2018年中国国際情報通信展で、IMT-2020(5G)推進チームは中国5G技術開発実験の第3段階テストの結果を公表した。これは技術の商用化が迫っていることを意味し、5G技術の応用が進むにつれ、今後3~5年で産業チェーンに数兆元規模のビジネスチャンスがもたらされることが予想される。
中国5G技術開発実験は工業情報化部が指導し、IMT-2020(5G)推進チームが実施。5Gの第3段階テストは5G技術開発実験の最後の一環であり、2019年の5G大規模実験と商用化に向けた準備となる。
工業情報化部情報通信発展司の聞庫曾司長は、「5G技術開発実験の第3段階は5Gが‘成人’する前の肝心な一歩」と話しており、その結果は重要であるとわかる。
IMT-2020(5G)推進チームのメンバーによると、5G技術実験第3段階今年7月にノンスタンドアローンの全ての室内テストと一部の屋外テストをほぼ終えた。9月以降、中国5G技術開発実験の第3段階テストに参加する会社から良い知らせが伝えられている。
クアルコムのエンジニアリング上級副総裁・4G/5G業務総経理の馬徳嘉氏は、「クアルコムと大唐移動は5Gの新エアインタフェース相互運用性テストを終え、5G産業チェーンの主要部分が成熟しことを再度証明した」と述べた。
ノキアベルとインテルは21日、第3段階テストで相互運用性テスト(IoDT)を実施し、予想通りの結果を得ることができたと発表。