アカデミー賞を解読 中国要素が輝く

アカデミー賞を解読 中国要素が輝く。

タグ:アカデミー賞授章式

発信時間:2019-02-26 16:25:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 図賓根木匠は、実は、中国が米国の映画制作と配給に資本参加するようになって長年が経ち、「水が来れば溝ができる」という風に、中国大陸の投資家は映画制作者より早くアカデミー賞を受賞していると話した。


 『グリーンブック』は3月1日に中国で公開され、今回のアカデミー賞受賞作品の中で最も早く中国で公開された作品である。


 今回のアカデミー賞授賞式には中華系監督の作品も登場し、中国要素を感じさせた。華人の劉氷監督の『滑板少年』(Minding the Gap)は長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。同作は3人のスケートボード仲間の友情を描いたもので、昨年の広州国際ドキュメンタリー祭金紅棉影展でも優秀処女作ドキュメンタリーの栄誉を獲得した。


 華人の石之予監督の『包宝宝』(Bao)は今回のアカデミー短編アニメ賞を受賞。ピクサー初の女性監督による短編アニメで、華人が監督した初の短編アニメでもある。同作は中国グルメの肉まんで家族関係を表現し、中華街の中国語の看板、中国式の食器などは中国要素を感じさせる。


 そのほか、太崆動漫が制作した『沖破天際』(One Small Step)も『包宝宝』と同じ短編アニメ賞を受賞。『沖破天際』は中米チームが協力し、華人の張少甫監督が手がけた、華人少女の璐娜が靴職人の父親に見守られながら宇宙の夢を追う物語。中国短編アニメのアカデミー賞初ノミネートとなった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月26日


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