感染症の中で、海外のパンダは元気なのか

感染症の中で、海外のパンダは元気なのか。

タグ:海外のパンダ

発信時間:2020-08-21 13:45:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    新型コロナウイルスの影響により、世界各国の動物園は経営難に直面している。観光客と食料の不足で、一部の動物は生存危機に陥っている。


    感染症の中、普段多くの人にかわいがられるパンダは海外で元気なのか。


   ワシントンの国立国家動物園は先週、14日にパンダの「美香」の超音波検査を行い、胎児のような物体を確認した。動物園のドン・ニファー獣医は、2頭の胎児がいる可能性があると示した。


   コロナ禍で、この貴重な良い知らせは多くの米国人を非常に喜ばせた。ネットユーザーは、「首都のワシントンからの唯一の良い知らせ」だとコメントした。「美香」は2000年に米国に移住し、2005年以降「泰山」、「宝宝」、「貝貝」3頭のパンダを出産した。現在この3頭は中国に戻っている。


    5月1日、オランダのアウヴェハンス動物園で今年に入って中国以外で初となるパンダの赤ちゃんが誕生した。動物園は8月14日、正式に「梵星」と命名した。


    ネーミングセレモニーに出席した関係者は、この特別な時期に生まれたパンダの赤ちゃんは中国とオランダの国民に希望をもたらしたと話す。パンダは中国の象徴で、友情、平和、親睦を象徴する。「梵星」は現在、母親と出産室で生活し、性別はまだ不明。10月に観光客とに公開される予定。


   訪韓パンダの華妮(韓国での愛称:愛宝)は7月20日夜、韓国京畿道龍仁市の愛宝楽園で無事に雌の赤ちゃんを出産した。韓国で生まれた初のパンダである。韓国側は愛宝と赤ちゃんの世話をするため、24時間体制で専門チームを配置した。


    カナダのカルガリー動物園で生活するパンダの「大毛」と「二順」は食糧不足危機に直面している。


    カルガリー動物園は5月12日、感染症の影響により、新鮮な竹のサプライチェーンが苦境に陥り、中国から貸与した「大毛」と「二順」を予定より約3年早くカナダから中国に帰国させると発表した。


   「大毛」と「二順」は2013年3月にカナダに移住し、10年間滞在する予定だった。「二順」は人工授精技術で2015年10月13日に双子の「加盼盼」と「加悦悦」を出産した。この2頭のパンダの赤ちゃんはカナダで誕生した初めてのパンダとなった。2018年3月、4頭のパンダはカルガリーに引っ越し、観光客数は過去最多記録を更新した。


   パンダの飼育員は「科技日報」の取材に対し、「竹はパンダの主食、私たちにとっての米のようなもの。新鮮で十分な竹は飼育において最も重要な部分」だと話した。周知の通り、パンダの消化器官は肉食動物と似ているが、食べ物の99%が竹である。

1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで