中国国家宇宙局(CNSA)によりますと、7月23日に打ち上げられた中国初の火星(惑星)探査機「天問1号」と地球との距離は、19日午後11時20分(北京時間)時点で約823万キロメートルとなりました。
同日午後10時20分から、周回機に搭載された磁力計、鉱物分光計、高分解能カメラなどの装置はセルフチェック(自己診断)を実行し、正常に動作していることを確認しました。
周回機と着陸機、探査車が一体となった「天問1号」は打ち上げから約7カ月間飛行し、来年2月頃に予定の火星周回軌道に投入され、火星を2~3カ月周回してから表面に着陸し、探査車が自走を開始します。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月22日