国連創設75周年に当たる15日、中国は30メートル分解能の世界地表面被覆データを発表し、国連に寄贈した。世界地表面被覆の分布及び変化は、人と自然の相互作用を反映するもので、生態環境のモニタリング、気候変動の研究、持続可能な開発の計画の重要な基礎的情報だ。中国は2014年に世界で初めて30メートル分解能の世界地表面被覆データ製品(2000年版と2010年版)を完成させ、同年9月に国連に寄贈した。従来の2つのデータと比べると、2020年版は初めて完全な南極大陸の30メートル分解能の地表面被覆データを作成し、そして北緯高緯度エリアの地表面被覆情報の空白を補い、累計で113のデータ集を追加した。30メートル分解能の地表面被覆データの、世界の陸地表面に対するフルカバーを実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月16日