中国企業が自主開発した6ビット超伝導量子計算クラウドプラットフォームがこのほど正式にリリースされた。世界のユーザーはオンラインで中国の量子計算サービスを体験できる。
これは12日に開催された、世界製造業大会江淮オンライン経済フォーラムで発表された情報だ。
説明によると、今回発表されたクラウドプラットフォームは、中国科学技術大学の郭光燦院士のチームの成果転化企業である合肥本源量子公司(以下「同社」)が研究開発したものだ。同社が自主開発した量子コンピュータ「悟源」に基づき、6ビット超伝導量子チップ「夸父」(KF C6−130)を搭載。忠実度やコヒーレンス時間などの技術指標が、いずれも世界先進水準に達している。
同社の首席科学者、中国科学技術大学教授の郭国平氏によると、彼らはすでに次世代超伝導量子チップと量子コンピュータ制御システムを開発しており、来年末までには第2世代20ビット「悟源」超伝導量子コンピュータを発表する予定だ。また今後3年内に50ビットから100ビットの量子コンピュータを実現する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月14日