中国製の6ビット超伝導量子計算クラウドプラットフォームが公開

中国製の6ビット超伝導量子計算クラウドプラットフォームが公開。

タグ:量子計算

発信時間:2020-09-14 11:37:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国企業が自主開発した6ビット超伝導量子計算クラウドプラットフォームがこのほど正式にリリースされた。世界のユーザーはオンラインで中国の量子計算サービスを体験できる。


 これは12日に開催された、世界製造業大会江淮オンライン経済フォーラムで発表された情報だ。


 説明によると、今回発表されたクラウドプラットフォームは、中国科学技術大学の郭光燦院士のチームの成果転化企業である合肥本源量子公司(以下「同社」)が研究開発したものだ。同社が自主開発した量子コンピュータ「悟源」に基づき、6ビット超伝導量子チップ「夸父」(KF C6−130)を搭載。忠実度やコヒーレンス時間などの技術指標が、いずれも世界先進水準に達している。


 同社の首席科学者、中国科学技術大学教授の郭国平氏によると、彼らはすでに次世代超伝導量子チップと量子コンピュータ制御システムを開発しており、来年末までには第2世代20ビット「悟源」超伝導量子コンピュータを発表する予定だ。また今後3年内に50ビットから100ビットの量子コンピュータを実現する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月14日


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