18日に閉幕した中央経済活動会議で、「2021年に中国は国家が大きな科学技術イノベーションの組織者としての役割を十分に果たし、国家の発展と安全を制約する重大な難題の解決に力を入れること」を確定しました。
会議では、「新型挙国体制の優位性を生かし、科学技術研究力の最適化とリソースの共有を推進する。基礎研究の十年間行動案の制定と実施を行い、基礎学科研究センターを重点的に配置する」として、企業が科学技術イノベーションにおける主体的な役割を生かし、国際科学技術交流における協力を強化していくことを強調しました。
さらに会議は、「2021年に中国は産業チェーンとサプライチェーンにおける自主制御能力を強化する。ウイークポイントに対して、カギとなるコア技術の難関攻略プロジェクトを実施していく」とする考えを示しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月20日