初の国産新型コロナウイルス「特効薬」の承認が最近、注目されている。
国家薬品監督管理局は先ほど、騰盛博薬傘下の子会社、騰盛華創の新型コロナウイルス中和抗体治療薬の注射液2種「BRII-196」と「BRII-198」の登録申請を緊急承認したと発表した。
騰盛博薬は21日にオンライン会見を開き、関心が寄せられている一連の問題について回答した。
騰盛華創の羅永慶CEOは、「今年5月よりBRII-196とBRII-198によるカクテル療法はすでに、感染拡大した国内21都市で緊急治療活動を展開した。国家衛生健康委員会と科学技術部が推薦し、騰盛華創が無償で寄贈し、計900人以上の感染者に提供した。現在も臨床で使用中だ」と述べた。
「臨床上の反応は比較的良好だ。症状の緩和だけでなく、ウイルスの血中指標の改善、免疫系の強化などに対して比較的高い効果を発揮した」
騰盛博薬高級副総裁、バイオ製剤部門の責任者である朱青氏は、「騰盛華創は昨年研究を開始した頃から、新たな変異株の出現を絶えずチェックしてきた。また速やかに清華大学医学院の張林琦教授の実験室や米国の実験室と同期化し、BRII-196とBRII-198が変異株に対して活性を保つかを検証した」と述べた。
朱氏は、「当社はこの分量で完全にオミクロン株を効果的に中和できる大きな自信を持っている」と述べた。
会見で発表された情報によると、国産新型コロナ「特効薬」は今後、予防目的の使用が期待されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月23日
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