データによると、中国とASEANの今年1−8月の貿易額は前年同期比14%増の4兆900億元で、中国の貿易総額の15%を占めた。中国は13年連続でASEAN最大の貿易パートナーの地位を保った。ASEANの中国にとって最大の貿易パートナーという地位がさらに固まった。うち中国のRCEP14カ国との貿易額は前年同期比7.5%増だった。
RCEP枠組み内で、タイの輸出業者による1−4月の原産地証明書の証明金額が2億400万ドルにのぼった。RCEP優遇策を利用した、タイの輸入貨物の総額が約7234万ドルにのぼった。
広西チワン族自治区は中国がASEANに向け開放し協力する重要な窓口だ。RCEPがもたらした市場参入、通関円滑化などの政策のボーナスがここで最も顕著だ。
南寧税関のデータによると、南寧税関が今年1−8月に発給したRCEP原産地証明書は1165件で、貨物の価値は5億4100万元。広西チワン族自治区の8月の対RCEP加盟国貿易額は22.7%増の321億4000万元で、前月比で5カ月連続の増加となった。うち対韓貿易額は68.6%と大幅に増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月19日