中国有人宇宙事業弁公室の12日の発表によると、中国宇宙ステーションコンビネーションは現在、軌道上で安定的に運行している。有人宇宙船「神舟15号」の乗組員はコンディションが良好で、今年6月の地球への帰還を予定している。
任務計画によると、今年は宇宙貨物船「天舟6号」と有人宇宙船「神舟16号」「神舟17号」を打ち上げる。これは中国宇宙ステーションが全面的に完成し、応用・発展の新たな段階に入った後の初の飛行任務だ。天舟6号は現在すでに出荷関連の作業を完了し、文昌航天発射場に向かっている。打ち上げは今年5月を予定。2回の有人飛行を遂行する乗組員の選抜が終わり、任務の訓練を展開している。
中国は平和利用、平等・互恵、共同発展の原則を一貫して堅持しており、中国宇宙ステーションを国際社会に向けた、開放的な科学技術協力・交流プラットフォームにするよう取り組んでいる。中国有人宇宙事業弁公室と国連宇宙局が共に選ぶ第1期実験プロジェクトは今年より、中国宇宙ステーションで実験・研究を開始する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月13日