中国海油は7日、海南省の南東海域で新たに発見された陵水36-1ガス田の確認地質埋蔵量が国家関係部門の審査と登録を順調に終え、天然ガスの確認地質埋蔵量は1000億立方メートルを超え、世界初の超深水超浅層大型ガス田になったと発表した。
2018年、中国海油は「7年行動計画」を開始し、2025年までに「南中国海1兆大ガス区」を形成すると明確にした。現時点で、中国海油の南中国海北部の鶯歌海、瓊東南、珠江口3カ所の盆地の天然ガス確認地質埋蔵量は計1兆立方メートルに達し、「南中国海1兆大ガス区」形成は実現に向かっている。
中国海油の総地質師の徐長貴氏は以下のように話した。陵水36-1の探査実践は、超深水超浅層ガス資源の掘削作業の安全性に関わる「災害ガス」を開発価値のあるクリーンエネルギーに変える可能性を検証し、中国、さらには世界の類似の海域条件での資源探査開発の手本になる。陵水36-1ガス田の探査成功は、中国が自ら形成する中国の特徴的な深水複雑ガス資源探査開発技術体制を整備した。また、ガス田の埋蔵量の実行で、「南中国海1兆大ガス区」形成の最後の1ピースがはめられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月8日