上海万博執行委員会の副主任を務める全国政治協商会議の周漢民常務委員は8日の記者会見で見学者数のバランスを保つ四つの方法について説明した。
周漢民委員によると、2001年に万博申請作業が始まったときから、内外の機構は、今回の万博の見学者数は7千万人にも達すると予測していた。そうなると、万博の184日間には、毎日平均40万人の見学者がいることになり、中等都市の移動に相当することになる。上海万博執行委員会は四つの面の措置を取り、見学者数のバランスを保つことを考えている。
一、チケットの販売。開幕日すなわち5月1日以降の数日間、中国館デーすなわち10月1日以降の数日間、そして閉幕前の一週間、この三つの期間はピークだと思われる。この三つの期間には指定チケットを販売する予定。それ以外の期間は非指定チケット。このようにチケットで見学のピークを抑えることにする。
二、ハイテク手段で情報のナビをおこなうこと。
三、パビリオンのほかに、2万回の文芸や娯楽のイベントを上手に企画し、催すこと。
四、来月の20-25日に試運営の演習を5回行うこと。毎回の見学者数は20-50万人の予定。
「チャイナネット」 2010年3月8日