上海万博の成果は経済で評価できず 影響は何世代も

タグ: 上海市常務副市長,楊雄,万博,収益問題

発信時間: 2010-03-31 16:47:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海市常務副市長で万博執行委員会の楊雄・常務副主任(3月30日撮影)

上海市常務副市長で上海万博執行委員会の楊雄・常務副主任は、開幕まで30日に迫った30日、上海虹橋迎賓館で国内外の記者170人の取材に応え、上海万博の入場者数や関連設備の建設、展示会情報、運営の情況などについて記者たちの質問に答えた。

来場者数について

上海万博の会場は、南浦大橋と盧浦大橋の間の濱江水域に位置し、黄浦江両岸をまたぐという、大規模な都市の中心地で開催される初めての万博だ。来場者は1日平均40万人、約7000万人を見込んでいる。

6月から9月にかけては上海万博を訪れる人が比較的少ないという調査があるため、この期間は様々な文化的イベントを増やして来場者を引きつけることにしている。万博期間中のイベントは2万回以上で、式典や公演、花火などの案は今、計画中だ。

収益問題について

中央政府と上海市政府は上海万博で利益を得ようとは思っていない。万博は文化交流の盛会であり、ビジネスの展示ではない。上海が今回の万博で得るものは、経済的な数値で計ることは難しい。そして万博がもたらす影響は深く、これから何世代の人に影響するだろう。収支は万博申請報告のようにバランスが取れることを願っている。

上海万博の開催には286億元を投入。園内の施設建設約には180億元、残りの106億元は運営費などに使われる。

「中国網日本語版」(チャイナネット) 2010年3月31日

 

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