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中国の名酒・紹興加飯酒
発信時間: 2008-06-10 | チャイナネット

 

紹興は歴史のある酒の里であり、内外によく知られている。紹興酒は黄酒に属し、歴史の長い伝統ある名酒であり、浙江省の紹興酒総工場が生産。「古ければそれだけ香りがよい」という特徴があることから、「紹興老酒」とも呼ばれている。有名な紹興酒のなかでも最も有名で、国の金賞を受賞しているのが「加飯酒」。オレンジ色を帯びた黄色で、透明感があり、香りは馥郁で、味は甘く濃厚であり、長く置けばそれだけ香りが出る、長く置いても悪くならないというのが特徴である。

紹興酒は古くは「山陰甜酒」とか「越酒」とか呼ばれ、すでに南北朝時代にその名を馳せた。梁元帝の粛驛(508-554年)が書いた書『金楼子』に「小さいころ、読書する際には山陰甜酒を入れた銀の缶を携えて行った」とある。

近代、紹興加飯酒の内外での名声は次第に高まっていった。1910年の南洋勧業会、1915年のパナマ万国商品品評会、1925年の西湖博覧会、1936年の浙江・江西特産展覧会で、それぞれ金賞などを受賞。

 

「チャイナネット」2008年6月10日

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