「大関中」を共同で建設 西部発展の新たな一章へ
長期計画がすでに制定されているが、その効果は如何にこれを実施するかにかかっている。『計画』の実施過程で、科学的発展観を指針とし思想を解放し、改革を深化させ、チャンスをつかみ、鋭意に取り組み、関中を内陸型経済の開発開放における戦略的要衝とする必要がある。
工業化、都市化を先導とし、経済・社会の発展レベルを全面的に向上させ、近代化した関中を建設する。まず、航空、設備製造、資源加工などの産業クラスターを重点的に発展させ、全国の先進的な製造業基地を建設する。2つ目は、西安都市圏を先頭とし、「西安・咸陽一体化」を推進、近代化国際都市を建設し、関中都市群(西安周辺)の急速な台頭をけん引する。3つ目は、高速道路、鉄道、空港をつなぐ総合交通網を発展させ、西安を中心とする「通江達海大通路」を建設する。4つ目は、民生8大プロジェクトを実施し、都市部と農村部の基本公共サービスの差を縮め、公共サービスの能力とレベルを西部各省・市・区の最高水準に引き上げるという目標を実現する。
国家級産業パークをキャリヤーとし、ハイテク産業を大いに発展させ、科学技術の関中を建設する。西安ハイテクに早急に世界一流の科学技術パークを建設し、楊凌モデル区の近代農業分野における役割を十分に発揮し、ハイテク産業化基地を形成、産学研連携と科学技術成果の転化を加速し、関中を科学技術資源の配置最適化のモデル地区とし、イノベーション型国家を建設するための新たな方法を模索する。