外交部の孔泉部長補佐は12日北京で、気候変動の対応と持続可能な発展の実現などの面でフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランドなど北欧5カ国との協力を期待している中国政府の姿勢を明らかにした。

これは、孔泉部長補佐が中国を訪問中の北欧閣僚理事会代表団と会談した際述べたものである。

孔泉部長補佐はその際、ここ数年の中国と北欧5カ国との関係や各分野での協力を高く評価した上で、「中国とこれら北欧5カ国との協力の基盤はよく、その見通しは明るい。現在、中国は持続可能な発展、科学技術の革新や知的所有権の保護に尽力している。中国は気候変動への対応、持続可能な発展の実現、それにクリーンエネルギーの開発などの分野で、これら5カ国との協力を強化していきたい」と述べた。

なお、北欧閣僚理事会は北欧5カ国の政府間協力機構で、主に立法、文化、社会、経済政策、交通運輸、通信などの分野での協力を行っている。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2007年11月13日