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三峡ダム工事に関する取材 生態は予測より良好 
発信時間: 2007-11-16 | チャイナネット

ダム区長江主流、水質は安定

――三峡ダム工事地域の具体的状況とその例は?

監測結果でいくつかの事が分かっている。 ▽三峡ダム工事施工区と移住者居住区の環境品質は全体的に良好、環境騒音は国家基準をほぼクリア、土壌流失は効果的に抑制されている。 ▽三峡ダム区の長江主流の水質は全体的に安定しており、ほとんどがIII類水質基準より高い。 ▽ダム区の土砂量は減少しており、ダム実績排砂量は目標値を上回っている。 ▽ダム誘発地震は弱いレベルを維持、ダムの安全に支障はない。 ▽三峡の水生・陸生稀少動植物の保護は効果的に行われている。

三峡ダム区は貯水前からずっと、倒壊や地滑りなど地質災害多発地域だった。国家はこの問題を解決するため、多額の特別資金を投入、ダム区地質災害に対する対策管理を進めてきた。管理プロジェクトは順調に進展、地質災害発生頻度はかなり抑制された。156メートル貯水が実現して以来、三峡ダム区では地質災害や災害による大規模な死傷事故は発生していない。

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