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三峡ダム工事に関する取材 生態は予測より良好 |
発信時間: 2007-11-16 | チャイナネット |
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移住者122万人が引越し完了 ――三峡ダム工事により、住民百万人の移住が実施された。世間の関心を集める移住者の生産・生活の現状は? 三峡ダム工事は、中央政府が決定した「分期貯水、連続住」方案にもとづき、開発的な移住方針を堅持してきた。人々を最優先事項とし、妥当な場所への移住者引越しを着実に進め、作業進度全体は予定より速かった。2007年9月末時点での移住者は累計122万人、各種家屋の建築面積は4583万平方メートル、移転した工鉱業企業は1570社。湖底に沈んだ12県は、開県以外全てほぼ移転が完了した。 ――引越し自体は簡単だが、新しい場に落ち着き、発展を続けることは、それほど簡単な事ではないのでは? その通りだ。政府はシステム工学的見地から各方面を考慮した。国家は移住者に対し、経済的援助や補助政策を講じ、移住者の落ち着いた楽しい暮らしと就労を確かなものとした。ダム区のインフラ改善、産業構造の調整、事後支援や研修の推進、個別支援作業の強化により、ダム区移住者の生産、生活条件は改善され、経済と社会も発展が続いている。数字上で見ると、2007年9月の時点で、個別支援のためにダム区に投入された資金は341億4600万元。ダム区内の19区(県)の国民経済は発展を続け、その運行状況は安定している。今年のダム区農村移住者1人当たり純所得は前年同期比20%、都市・町移住者1人当たり可処分所得は同13%それぞれ増加した。 三峡ダム工事の増水が予定されている2008年までに、残りの住民の移住作業がほぼ完了する見通し。 「人民網日本語版」2007年11月16日 |
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