ホーム>>生態環境>>省エネ
中国、エネルギー生産林の建設を急ぐ
発信時間: 2008-01-14 | チャイナネット

エネルギーの需要拡大に応えるため、中国はここ数年、エネルギー生産林の建設を急いでいる。

2006年、中国国家林業局と中国石油天然ガスグループは、「植物油とエネルギー生産林との一体化を目指す」協力枠組み協定に調印し、5年の間に全国で40万ヘクタールに及ぶエネルギー生産林モデル基地を建設することにしている。

エネルギー生産林には、ナンヨウアブラギリやオウレンボクなどの品種があり、これらの品種で精錬したバイオディーゼルは普通のディーゼルととても似ている。中国は、バイオディーゼル転換技術が比較的進んでおり、年間生産量が1万トンを超えるというバイオディーゼル工場を相次いで建設した。

中国は世界第2位のエネルギー生産国と消費国で、石油への依存度は50%近くになっており、2010年までに、再生可能エネルギーの消費量をエネルギー消費総量の10%に、また、バイオディーゼルの年間生産量を200万トンに高めていくことを目指している。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年1月14日

  関連記事

· 中国は世界3位のエネルギー生産国 発展改革委主任

· エネルギー高消費業界、税収増加率が鈍化 07年

· 中国、エネルギー関連の立法推進へ

· エネルギー供給の安定した発展を 5つの措置発表

· 中国、エネルギー分野への海外からの投資を奨励

  同コラムの最新記事

· 西蔵 中国最大の地熱発電所、発電量を増加へ

· 中国のバイオマス発電所、10カ所がすでに稼働

· 江蘇、新築建物に太陽熱給湯システム導入を義務付け

· 新疆アクスの天然ガス埋蔵量、1兆m3が間近に

· 高価な石油、中国のエネルギー消費方式に影響