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2009年の負の面の10大環境ニュース |
発信時間: 2010-02-03 | チャイナネット |
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中国産業新聞協会と中国環境報道ネットが選出した「2009年全国生態文明建設10大ニュース」が2日に北京で発表され、10件の負の面の出来事も公表された。詳細は以下の通り。
1.重金属汚染が頻発。湖南省武岡市や陝西省鳳翔県、広東省清遠市などでは昨年、数十人から数百人の児童の血中鉛濃度が基準値を超えた。 2.江蘇省塩城市の浄水場が揮発性フェノール系の化合物質に汚染された。これは化学工場が垂れ流していた汚水が原因で、工場の責任者が毒を混入した罪に問われた。これは中国では初めての事例。 3.四川省成都市がここ5年で最もひどい汚染に見舞われた。 4.内蒙古自治区赤峰市で水道水汚染が発生し、水道水を飲んだ1000人余りの市民が、下痢や嘔吐、目まい、発熱などの症状を訴えた。 5.北京市房山区青竜湖鎮を取り巻く山々は長期にわたる無秩序な採石で破壊され、土石流が時折発生した。 6.河南省洛陽市にある万山湖景観区の森林は何度も盗伐され、地質環境がひどく損なわれた。 7. 全国を旱魃が襲い、3月を除いて毎月、少なくとも1つの地域で旱魃が発生した。 8.河南省偃師で危険な化学品爆発が発生し、その影響は大きかった。 9.職業病認定が広く社会の注目を浴び、河南省の農民労働者張海超さんは自分がじん肺にかかっていることを証明するために開胸手術を受けた。 10.多くの都市がごみに囲まれている。関連部門の統計によると、600の都市で積まれたごみの山と埋められたごみは 80億トン。この量は5億平方メートルの土地をごみが占領していることになり、3分の2の都市がごみに囲まれている。
「チャイナネット」 2010年1月1日 |
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