「世界の電子ゴミのセンター」:汚染の痛み(一)

「世界の電子ゴミのセンター」:汚染の痛み(一)。  工業化が世界を席巻する中で、世界一の速さで増えているゴミが電子廃棄物(電子ゴミ)だ。1990年代の初め頃から電子ゴミの分解を始めた広東省の貴嶼鎮は、まるで世界の電子ゴミのセンターである…

タグ: 世界の電子ゴミのセンター 貴嶼鎮 ゴミ産業

発信時間: 2010-08-11 14:38:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 

污染之痛:目击全球电子垃圾拆解地广东贵屿[组图]

電子ゴミを処理している出稼ぎ労働者

 

工業化が世界を席巻する中で、世界一の速さで増えているゴミが電子廃棄物(電子ゴミ)だ。1990年代の初め頃から電子ゴミの分解を始めた広東省の貴嶼鎮は、まるで世界の電子ゴミのセンターである。

貴嶼鎮で毎年、分解され処理される不用電子・電気製品やプラスチックは合わせて155万トン。加工後に再生されたプラスチックは95万トン、金属は55万トンで、中古の回路基板などの部品は5万トンに上る。貴嶼鎮は全国でも規模の大きな廃棄電子・電気製品の分解基地であり、金属およびプラスチックのリサイクル場所でもある。そして中国だけでなく世界的に有名な「電子ゴミの都」だ。電子ゴミの分解はかなりの利益があるが、環境汚染や健康被害も日一日と深刻化している。

貴嶼鎮の人口15万人のうち、「ゴミ産業」に携わる人は約12万人。それ以外にもこの地にやって来た20万人の出稼ぎ労働者が地元の「ゴミ産業」に身を投じている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月11日

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