ここ数年、国家と西蔵(チベット)自治区が拉薩(ラサ)の生態環境保護に力を入れていることから、ますます多くの渡り鳥が拉薩で越冬するようになっている。拉魯湿地自然保護区管理局の統計によると、冬に入って以来、同地では毎日1千羽近くのオグロヅル、アカツクシガモ、インドガン、チャガシラカモメといった渡り鳥の訪れを迎えている。拉魯湿地国家級自然保護区はラサ市北部に位置する、現在中国で海抜が最高、面積が最大の都市天然湿地で、唯一の都市内陸湿地でもある。拉魯湿地は総面積12.2平方キロ、中心地区面積は6.6平方キロにおよぶ。写真は18日、拉魯湿地の渡り鳥。
「人民網日本語版」2010年11月19日