「省エネ・二酸化炭素削減、資源再利用」が現在のブームとなっているが、台北花博覧会の人気パビリオン「極東の環生方舟」(FE EcoARK)はペットボトルを利用した台湾初のゼロ炭素の建築物で、1時間待ちの行列にも関わらず来場者に人気だ。主催者側はまた台湾実践大学服装設計学部の学生を招いてデザインやショーの活動も行い、美しい花と美人の取り合わせに多くの人の目が集まっていた。台湾中国時報が伝えた。
実践大学服装設計学部の学生はこれ以前にも、上海万博ロンドン館に招かれて「ゼロ炭素の衣服・ロンドンゼロ炭素館学院ファッションショー」というテーマで活動を行っており、今回の花博覧会の環境保護のテーマとも呼応する。
主催者側は学生にファッションデザインを依頼、また舞台でのショーを行った。学生達は口々に、花博覧会のお陰でみんなの前で作品を披露するチャンスにめぐまれたと語っている。
ショーの過程では、これまでの外に長方形に伸びた舞台ではなく、藤の蔓を利用したデザインを地面に貼り、デザインの変化に伴って方向を変え、観客にファッションを披露した。
「人民網日本語版」2010年11月23日