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発信時間： 2010-12-10 17:05:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

最新研究データによると、「十二五（第12次5カ年計画：2011-2015年）」末時点で、中国の都市化率は50％を上回り、都市部の人口は7億人に達し、初めて農村部を上回ると予想されている。都市のゴミ処理は、現代都市の環境保護と経済発展にとって不可欠であることから、中小都市のゴミ処理問題に対する世間の関心はますます高まっている。湖南省長沙市でこのほど開催された「第5回中国都市発展・市長トップフォーラム」には、全国50以上の市・県・地域から関連指導者が出席し、中小都市のゴミ処理という難しい問題について掘り下げた分析が行われ、具体的解決策を巡り討論が行われた。

「ゴミの都市包囲」が国内各都市に警鐘を鳴らしている。北京、上海、広州など大都市のみならず、中小都市の多くもこの問題に直面している。国内の3分の1以上の都市が、「ゴミの都市包囲」問題を抱えている。また、4分の1の 都市にはゴミ埋め立て地が無い。「ゴミの都市包囲」は、かなり以前から問題となっていたが、効果的な解決方法が見いだせないままとなっている。多くの都市 では、ゴミを積み上げておき埋めるだけという一時しのぎの対応がなされており、今後の隠れた危険性も積み重なっている。山のように積まれたゴミは、まるで 超大型の「地雷」のように地下に眠っている。急成長を続ける多くの中小都市だが、この問題を解決しない限り、さらなる発展の道のりは困難なものとなるだ ろう。

県庁所在地以外の国内668都市のうち、3分の2がゴミに囲まれ、4分の1はゴミ埋め立て地がもはや皆無となっている。全国各都市のゴミが堆積されている土地面積は累計5億平方メートルを上回り、経済損失は年間300億元に達している。

「人民網日本語版」2010年12月10日

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