国連国際防災戦略事務局の高官は24日ジュネーブで、「2010年、世界で373回にわたる自然災害が起きた。これらの災害により、2億人以上が被害を受け、30万人近くの死亡者が出た。また、1090億ドルもの経済損失がもたらされた」と明らかにした。
この高官は「ここ数年、気候変動による自然災害が増えている」と述べた上で、気候変動の対応を都市発展の計画に取り入れて、合理的な計画に欠ける都市化プロセスなどにより引き起こされる自然災害を減らしていくよう国際社会に呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年1月25日