中国国土資源省のまとめによると、中国では昨年、地滑りや土石流などの地質災害が3万件以上発生し、これにより、2246人が死亡、534人が負傷し、669人が行方不明となっている。死者と行方不明者の数は、過去10年で最多となった。
その一方で、政府による災害防止対策の推進により、国民の防災意識が高まっている。昨年、1100件余りの地質災害の被害を回避したことにより、9万5000人規模の人的被害、9億3000万元(約115億円)の経済損失を防止したということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年2月7日