北京市に21日朝、深い霧が立ち込めた。写真は「航天橋」付近でのろのろ運転をする車
北京市は21日、濃い霧に覆われ、視界は20日よりさらに悪くなり、大興などの北京南部では視界がわずか500メートルになった。
北京市は霧の影響で、21日の大気汚染指数が「重度汚染」の333に達した。北京市で今年初の5級の重度汚染日となる。
北京市気象台の気象予報士・魏建民氏は、今回の霧は主に低大気層が南に寄り暖かく湿った気流が影響したこと、それに加えて地上近くの風力が小さく、大気が流動しなかったことが原因だと見ている。最新の資料によると、22日と23日も霧は続き、夜はさらに厳しくなる予報だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月22日