英「デイリー・メール」の7日の報道によると、科学者がイモリの細胞から光合成を行える藻類を発見したことがわかった。水中で酸素を供給でき、人の水中呼吸が実現する可能性もある。
水中呼吸が可能に
科学者の理論に基くと、このような藻類を人の生殖細胞に入れ、人体の免疫システムが破壊されなければ、代謝により生じた老廃物は藻類の生育に必要な養分になるとともに、光合成を行い人体に酸素を送ることができるという。
細胞性拒絶反応を起こす可能性も
しかし生物学者は、この方法で人が水中呼吸を行えるまでには、まだ長い時間がかかると話す。カナダのダルハウジー大学のライアン・クーニー生物学教授は、異なる生物間の共生関係の構築は極めて難しく、脊椎動物の細胞は藻類に拒絶反応を示す可能性が高いと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月8日