国際環境保護団体グリーンピースの調査報告書において、ナイキ、ピューマ、李寧、メタスバンウェイ、ヤンガーなど世界的なアパレルブランド企業14社は、在中供給工場が排出する有害物質問題に対して解決策を見いだしておらず、中国での深刻な水質汚染をもたらしている事実が指摘された。ラジオ中国之声「央広新聞」が伝えた。
調査報告書は、供給工場2社が、それぞれ長江デルタ地域と珠江デルタ地域の水体に有害物質を大量に排出していると指摘。2社の工場廃水サンプルからアルキルフェノールが、ヤンガー紡績工業城の廃水サンプルからフッ素化合物が、それぞれ検出されたという。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年7月15日