エコシティ「中新天津生態城」にて19日、中国初のスマートグリッド総合モデルプロジェクトが稼動した。「人民日報」海外版が19日に報じた。
同プロジェクトはカバー範囲が世界一広く、機能が世界一豊富なスマートグリッドシステムであり、面積31平方キロメートルをカバーし、6大カテゴリー・12のサブプロジェクトが含まれる。同システムの稼動後は、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー利用率が20%に達するほか、ケーブルテレビ、IP電話、インターネットとも相互リンクし、その遠隔操作・遠隔測定・情報フィードバック機能は人々の生活、公共施設、工業生産などの様々な場所で利用される。
スマート変電所は従来の変電所と比べると、敷地面積を10.9%、建築面積を11.2%、2次ケーブルの使用量を41.4%削減できるという。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年9月24日