全国政協委員で環境保護部所属の中国環境観測総ステーションの温香彩研究員は、8日、中国は今年末までに全国規模の農村大気環境観測ステーションネットワークを基本的に構築すると公表した。
温研究員によれば、中国環境観測総站は2010年から各省、直轄市、自治区で観測地点を選出し自動観測ステーションを設立してきた。これには、北京の密雲ダム、上海の崇明島、西藏チベットの当傑村、海南の居仁や新疆ウイグルの那拉提など31カ所の代表的な農村地区が含まれ、観測ポイント設置は今年中に完了する予定だ。
「現在構築している依然として観測収集したデータによる農村環境観測は、今後のわれわれの業務の中核の一つとなる」という。