一部の中国の都市の大気汚染状況を毎日発表するようになって半月あまりが経過、環境保護部は大気汚染対策の最も厳格な産業政策を打ち出した。環境保護部は19日、19省(区、市)の47地級市およびそれ以上の都市を含む重点規制区に対し、火力発電所、鉄鋼、石油化学、コンクリート、非鉄金属、化学工業など6大重大汚染源業界及び石炭工業用ボイラーの新設プロジェクト、火力発電、鋼鉄、石油化学工業、石炭工業用ボイラーの既存プロジェクトに対し、特別排出規制値実施を決定した。
環境保護部専門家への取材で、これは先月の汚染濃霧が深刻化して以来、最も有力な大気汚染対策の産業政策であることがわかった。この専門家が強調するには、これは環境保護部が今後、地域毎に差別化した産業政策を実施することを意味しており、「この特別排出規制値は中国の歴史上、最も厳格な数値であり国際的にも先進的でトップクラスのレベルだ。」という。