3月12日は第35回植樹祭だ。中国河北省は今年1億株の植樹を進め、通年で420万ムー(およそ28万ヘクタール)の緑化を予定している。この事業は首都北京及び直轄市である天津を取り巻く省で、環境改善、汚染濃霧対策の最新措置として行われるものだ。
中国華北部が世界で大気汚染が最も深刻な場所に
直近の2カ月間で河北省を含む北京、天津エリアでは今世紀最悪の継続的な大気汚染が発生した。中国科学院大気物理研究所の観測データによれば、今年1月のこの地域では深刻なスモッグの発生が5回確認されている。
北京大学環境科学工程学院の専門家は、華北部は世界でも大気汚染が最も深刻な場所に数えられると指摘する。