北京市環境保護局は昨日、「北京環境総体計画(2015-2030年)」の編制作業が正式に始まったと発表した。北京市環境保護局はこれまで、北京市計画委員会、北京市発展改革委員会と共同で、前期研究プロジェクトに対して専門家による論証会を開いた。推薦を経て、中国工程院院士、清華大学教授のカク吉明(カクはおおざとへんに赤)氏、環境保護部環境計画院副院長の王金南氏ら9人の専門家が、北京環境総体計画の専門家チームのメンバーとなった。同計画は生態保護のレッドラインを設定し、都市全体計画や人口計画などと結びつけ、生態環境の保護要求の実施を徹底する。
次段階となる北京環境総体計画の編制は、北京市の「生活空気行動計画」によって確定された任務の一つだ。同計画は本市の未来の環境品質目標について、重点的に論証を進めていく。制定の過程において、都市全体計画の改正、第13次五カ年計画の環境保護・生態建設計画の編制と結びつき、生態環境の支持力の許容値、生態保護のレッドラインを制定し、都市全体計画、経済・社会発展計画、土地利用計画、人口計画と融合し、指導的な役割を発揮し、生態環境の保護の各要求の実施を徹底する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月19日