=国家林業局の副局長である張建龍氏は、中国の砂漠化の抑制が進んでいると発表した。統計によると、荒野化、砂漠化した土地は1年あたりそれぞれ2491平方キロと1717平方キロ減少しており、砂漠対策が大きな成果を上げているとした。
同氏によると、生態建設と自然保護は、林業部門の主要な任務である3つのシステムと1つの多様性に関わる。それぞれ森林生態システム、湿地生態システム、砂漠生態システム、野生動植物と自然保護区などの生物多様性を指す。森林生態システムは、要するに植樹と造林を主体とした生態建設プロジェクトである。同局では毎年9000万ムーの造林を任務としている。
飛行機で種をまく造林、山に入っての植林などを行い、自然修復または人工的な生態回復促進を行っている。1年あたり9000万ムーの造林をしており、現在までに全国の森林面積は31億ムーに達した。森林率は21.63%となり、森林蓄積量は151億立方メートルとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月10日