パリ気候変動会議がきょう開催、中国は温暖化対策新枠組みの合意を望む  

japanese.china.org.cn  |  2015-11-30

パリ気候変動会議がきょう開催、中国は温暖化対策新枠組みの合意を望む  。

タグ:パリ気候変動会議 温暖化対策

発信時間:2015-11-30 14:04:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)が11月30日~12月11日にフランス・パリで開催される。中国の習近平・主席は29日にパリに到着し、30日に会議で世界の気候変動対策に関する中国の見解と主張を表明する。

これに先立ち、外交部の劉振民・副部長はメディアなどに対し、中国は今後もグリーン、低炭素、持続可能な発展の道を歩み、今回の会議で温暖化ガスの削減について新たな合意が得られることを望んでいると述べた。

 COP21の最大な目標は、「国連気候変動枠組み条約」の下で、“法的拘束力のある、各国に適用する”地球温暖化対策の新たな合意を形成することだ。「京都議定書」の第二約束期間が終了する2020年以降、気候変動の責任を国際社会がいかに分担するかも、新たな合意である程度確定される。このため、2020年以降の気候変動対策に対する新たな枠組みが今回のCOP21で誕生する公算が大きい。

 

 


 

中国国家気候変動専門家委員会の何建坤は取材に対し、COP21での合意について楽観的な見通しを示した。会議の開催前から、各国がそろって強い政治的な決意を表明している。また、最終的な削減目標は各国が提出する自主目標に基づくもので、こうした「ボトムアップ型」では比較的容易に合意が得られるはずと指摘した。  

中国はこれまでも率先して世界の気候変動問題に取り組んできた。今年6月、中国は国連気候変動枠組み条約事務局に対し、「気候変動対策行動の強化――中国の自主貢献」を提出。2030年までにGDP(国内総生産)あたりの二酸化炭素(CO2)排出量を05年比で60~65%削減する。中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)でも「グリーン発展」の理念を掲げた。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月30日

 

 

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