先進国の資金援助、「スケジュール+ロードマップ」
一大問題となっている資金問題は、交渉の進展を妨げている。一部の開発途上国は、資金と技術といった歴史的な負債が返済されなければ、パリ会議は成功が困難だと表明した。
しかしながら先進国が約束した、「2020年まで毎年1000億ドルの資金援助を続ける」という内容は、すでに砂上の楼閣となっている。
解氏は、これは先進国が約束したことであり、異論の余地はないと強調した。先進国が2020年以降、1000億ドルを下限とし発展途上国への資金援助の拡大を続け、資金援助のロードマップとスケジュールを明確にするよう、交渉を進める必要がある。