パリ気候協定の位置付け、代替ではなく強化
パリ気候協定は「国連気候変動枠組条約」の代替となるものだろうか、これを強化するものだろうか。解氏は、「同問題で、中国は非常に明確な観点を示している。これはパリ会議の協定を同条約の下に置き、条約の減速と枠組みを順守し、共通するが区別ある責任の原則を順守するという観点だ。我々は条約を捨て、別な枠組みを形成することに同意しない」と強調した。
国内を見ると、省エネ・排出削減、新エネなどの業界の活躍により、中国は気候変動対応への自国の貢献を堂々と主張できる。世界を見ると、中国は米国やフランスなどとの一連の気候変動声明文の調印を通じ、多国間の食い違いの解消に向け実行可能な解決策を提供し、積極的かつ建設的な力を発揮している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月4日