米国のニュースサイト「odditycentral.com」の1月4日の報道によると、日本の徳島県上勝町ではごみの約80%がリサイクルされており、「ごみゼロ」の基準にほぼ達している。上勝町は2020年までに「ごみゼロ」にし、100%エコの町になるよう目指している。
上勝町は2003年からエコ計画に取り組み、2020年までの100%エコを目標に掲げている。町にごみ収集車は走っておらず、住民はごみの分別を自発的に行い、34種類に細かく分別してごみステーションに持っていき、スタッフが確認して正確にごみ箱に入れるというシステムである。住民がこのやり方に慣れるまで時間がかかったが、資源化率80%を超える名実伴うエコの町になるという誇らしい成果を上げた。
上勝町のエコ運動は上勝ゼロ・ウェイストアカデミーが行っている。また、同アカデミーは毎年、地元の学生と世界各地から約2500人を招き、ごみ分別の環境保護へのメリット、ごみ分別のコツなどを教えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年1月7日