「首都生態文明と城郷(都市部・農村部)環境建設動員大会」が12日午前、北京国際会議センターで開かれた。北京市の郭金龍・市委員会書記は会議で、大気汚染防止・対策は汚染源の管理や区域協力などの面において、より多くの革新的な措置を打ち出す必要があると指摘。また、北京市の各区と必達目標を盛り込んだ“軍令状”を結んだ。
【大気汚染対策k】
微小粒子状物質(PM2.5)濃度の低下率
2015年のPM2.5濃度は15年比で15.8%低下
二酸化硫黄濃度は1立方メートルあたり13.5マイクログラムに低下
今年はPM2.5濃度を約5%引き下げる
今年の重点任務(抜粋)
400カ所の村でクリーンエネルギーによる石炭の代替を完了
「小・散・乱・汚」企業(小規模で管理が行き届かず、汚染が深刻な企業)約2500社を閉鎖
排ガス性能の劣る自動車20万台を淘汰
揮発性有機化合物1万3000トンの排出を削減
【水質汚染対策】
過去3年にわたる生態建設の状況
76カ所の再生水プラント、1800キロメートルの汚水再生水導管を新設・改造
新設された汚水処理施設の処理能力は1日あたり120万トンに上る
再生水の年間利用量は9億5000万立方メートルに上る
全市で汚水処理率は87%に達する
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月13日