中国各地の都市、低炭素に向け行動中

中国各地の都市、低炭素に向け行動中。 CO2排出量をピークアウトさせる日程表を自主的に提出する中国の都市が増えている。気候にやさしい低炭素都市の建設で、さまざまな試みと取り組みを行っている…

タグ: 低炭素 中国 都市

発信時間: 2016-12-03 10:36:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

オンライン・オフラインの行動

「全国低炭素デー」で全市民向けの宣伝活動を行い、炭素市場の建設成果を紹介し、炭素試行企業を招き、市民による低炭素行動公式サイトを開設する。政府・企業・市民が連動し、低炭素都市を共に建設する。これは住みやすく持続可能な故郷を作ろうとする、上海の取り組みと成果だ。

上海市民炭素行動公式サイトには、低炭素知識の教育のほか、車の乗り合い、自転車による外出、古い衣料品の寄付、食べ残しゼロなどの活動の情報が紹介されている。実践部門には、外食企業、金融機関、ホテル、オフィスビルなど各業界の111社が含まれ、上海の多くの区・県を網羅している。

オレンジ色もしくは黄色の自転車により横丁を移動することが流行中で、都市の風物詩にもなっている。自転車置き場を必要としないレンタル自転車が、北京や上海などで登場し、利便性と自由な外出手段により多くの市民を集めている。アプリをダウンロードし地図を閲覧し、近くの自転車を見つける。自転車の2次元コードをスキャンし鍵を解除すれば、自転車に乗ることが可能で、低炭素外出に仲間入りできる。この現地に根ざしたスマート交通サービスは、グリーン・低炭素・環境保護の理念に合致し、外出の「最後の1キロ」の難題を解消した。市民は便利なサービスを楽しむことができ、ちょっとした運動にもなる。さらに省エネ・排出削減を促し、環境保護にも貢献できる。まさにいい事づくしだ。

将来的にはこのようなオンライン・オフラインが連動した手段が、一般人、企業、非政府組織などを含む民間の力を動かし、抑えることのできない力を形成することになる。これは低炭素都市と美しい故郷を建設する取り組みの方向性になる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月3日

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