国連の広報官はこのほど、中国は世界の太陽エネルギー投資激増の重要な推進力となり、2017年の世界太陽エネルギー投資は化石燃料投資を始めて上回ったと話した。
ドゥジャリク国連事務総長報道官は同日の記者会見で国連環境計画が発表した報告を引用し、「太陽エネルギーが2017年以前に世界の投資傾向にこれほど影響したことはなかった。2017年の太陽エネルギー投資は1608億ドルで、前年比18%増加した」と述べた。
ドゥジャリク氏は、投資激増は中国によるものだとし、「昨年の世界の太陽光発電の導入容量は最高の98ギガワットに達し、再生可能エネルギー、化石燃料、原子力エネルギーなどの増加をはるかに上回った」と明かした。中国の2017年の太陽光発電の導入容量は約53ギガワットで、世界の半数を占め、陽エネルギー投資は58%増の865億ドルに達した。
ドゥジャリク氏によると、中国は世界最大の再生可能エネルギー投資国であり、2017年は最高の1266億ドルに達し、前年比31%増加した。また、オーストラリア、メキシコ、スウェーデンの再生可能エネルギー投資も大幅に増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月15日