海洋汚染はどれほど深刻なのか。イギリスの『デイリー・メール』は24日、研究者がアウター・ヘブリディーズに生息する深海生物はプラスチックを40年以上食べていることを発見したと伝えた。研究チームは深海生物の標本を研究し、1976年から2015年までに採取されたヒトデおよびウミヘビの胃の中から8種類のプラスチックの痕跡を発見。2017年のある研究でも、この海域で採取されたヒトデとカタツムリの48%がプラスチックの破片を食べていたことがわかっている。
今回の研究データは、深海にプラスチック汚染物が早くて1976年から長期的に存在することを初めて明らかにした。研究者は、40年以上前に採取された深海生物の体内からこれほど多くのプラスチック微粒子がみつかったことは、海洋のプラスチック汚染が新しい問題でないことを意味するとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月25日