新型コロナ流行受け、COP26が2021年に延期

新型コロナ流行受け、COP26が2021年に延期。

タグ:新型コロナ COP26

発信時間:2020-04-02 13:39:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ドイツ・ボンにある『国連気候変動枠組条約』(UNFCCC)事務局は現地時間1日晩、新型コロナウイルス感染症の流行により、今年11月にイギリス・グラスゴーで開催予定だった第26回国連気候変動枠組条約締約国会議を2021年に延期すると発表した。


 第26回国連気候変動枠組条約締約国会議の全称はUNFCCC第26回締約国会議(COP26)で、2020年11月9日から20日にかけてイギリス・スコットランド最大の都市グラスゴーで開催予定だった。


 UNFCCC事務局の同日の声明によると、COP26の延期は、締約国会議の議長団とイギリスおよびイタリアが共同で決定した。


 2021年に延期後もCOP26はグラスゴーで開催し、具体的な日程は各方面が話し合って決める。


 COP26担当大臣で英ビジネス・エネルギー・産業戦略相のアロク・シャーマ氏は、「世界は前例のない世界的な試練に直面し、各国は生命救助と感染症抑制に専念している。これは我々がCOP26の延期を決めた理由である。イギリスは今後も各方面と協力し、気候の危機に対応する壮大な志を実行していく」と述べた。


 UNFCCC事務局のエスピノサ事務局長は、「各国の経済が近く再始動するが、これは各国が直面するチャンスでもある。経済の回復過程に包括性があり、21世紀の経済像はよりクリーン、エコ、健全、公正、安全で粘り強くなるだろう。我々は各国に気候変動『パリ協定』と一致した気候対応の志を高めるよう引き続き支持し促す」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月2日

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