国家林業・草原局草原司の唐芳林司長は14日、中国の草原総合植被率はすでに56.1%にのぼっており、2011年より約5ポイント増加したと発表した。
唐氏は国家林業・草原局が14日に開いた、今年第2四半期の定例記者会見でこのように述べ、次のように続けた。
長期的な草原の過度な利用と保護の軽視、利用の重視と資金投入の軽視、限度を上回る放牧に気候変動の影響が重なり、9割の草原に退化が生じていた。中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、各地は草原の保護・修復活動の強化を続け、初歩的に草原の全体的な退化の流れを抑制した。一部地域では草原の生態状況が大きく好転している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月15日