中国気象局は2日の記者会見で、「2020年全国生態気象公報」(以下「公報」)を発表した。公報によると、昨年の全国の降水及び気温条件は全体的に前年及び例年よりも理想的で、植被生態品質及び炭素固定量が2000年以降で最高だった。地表をグリーンにし炭素を固定する力が大幅に強化された。
説明によると、昨年の全国平均降水量は694.8ミリで、例年(1981-2010年の平均値)を64.9ミリ上回り、2019年を49.2ミリ上回った。全国平均の積算温度が0度以上は例年を3.9%上回り、2019年に近かった。降水及び気温条件は全体的に植被成長及び生体品質の向上に有利だった。
公報によると、全国92.6%の地域の植被生態が2000年以降、持続的に改善されている。昨年の全国草原区・森林区生態品質は2000年以降で最高だった。2000年以降、全国の森林区の90.7%の植被炭素固定量・酸素放出量が上昇傾向を示しており、昨年は2000年以降で最高の水準となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月6日